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最近よく耳にする”ノーコード開発”、”ローコード開発”とは?

最近よく耳にするあのワード

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ピロリーン♪

PB 鈴木

ん、なんだろう…?

PB 鈴木

むむむ…なるほど

鈴木さんへ
初めまして。田中たかしです。
早速ですが質問があります。
“ノーコード開発”と”ローコード開発”の違いを分かりやすくご教示いただけますでしょうか。
質問に至った経緯としては、社内でwebアプリを構築できるツールを探しており、”ノーコード”と”ローコード”どちらがいいだろうとなっており…
選定の参考にでもなればと思いお聞きしております。

PB 鈴木

それでは鈴木教室を始めます!!

目次

1時限目:ノーコード開発とは

ノーコード開発」とは、ソースコードの記述をせずに、あらかじめ用意されているパーツだけで、WebアプリやWebサービスの開発を可能にするプラットフォーム(開発環境)のことです。
イメージは、ブロックとブロックを組み合わせて遊ぶレゴのような感覚です。
名前と住所、希望のコースを選ぶ項目くらいのキャンペーン応募フォームなどであれば、短期間の開発ができますね。

2時限目:ローコード開発とは

ローコード開発」とは、あまりソースコードの記述をせずに、あらかじめ用意されているパーツもしくはソースコードに手を加えて、WebアプリやWebサービスの開発を可能にするプラットフォーム(開発環境)のことです。
イメージはノーコード開発と同じく、ブロックとブロックを組み合わせて遊ぶレゴのような感覚です。
ソースコードの記述ができるので、デザインを自由に変えたり、PHP/JSなどを使用することができます。
ソースコード編集でカスタマイズ性を維持しながら、スクラッチ開発よりも大幅に開発期間を短縮できるところが魅力です。

3時限目:ノーコード開発のメリット・デメリット

メリット
・プログラミングの知識が必要ない
ソースコードの記述が不要なため、専門知識が不必要。

・WebアプリやWebサービスの開発コスト削減
直感的な操作で完結するため、エンジニアを雇う、外部に発注するコストの削減が可能。

・リリースまでのスピードが早い
ソースコードを記述が不要なため、リリース、実装までの時間が削減が可能。

デメリット
・拡張性が低い
あらかじめ用意されたパーツ(機能)を組み合わせて開発するため、実装したいことに制限がかかる。

・大規模開発には不向き
あらかじめ用意されたパーツ(機能)を組み合わせて開発するため、小規模開発の方が向いている。

・プラットフォーム依存になる
デザインや機能が、提供されているプラットフォームに依存する。

4時限目:ローコード開発のメリット・デメリット

メリット
・拡張性がある
ソースコードの記述が可能なため、デザインや機能などに関して、ニーズに合わせた開発が可能。
※提供されているプラットフォームによって違いがあります。

・WebアプリやWebサービスの開発コスト削減
あらかじめ用意されているパーツ(機能)を組み合わせるだけでも完結することが可能。

・セキュリティ対策の不安低減
ベンダー側がセキュリティ対策の上提供しているので、開発時のセキュリティリスクに関する不安を低減可能。

デメリット
・少なからず専門知識が必要
デザインや機能を拡張したい場合、JS/PHPなどを理解しておく必要がある。

・設計工程が重要になる
業務に沿った知識や経験が必要になるため、技術よりも設計スキルが必要になる。

・拡張性が結果的にコストが増えるリスクになる
ニーズに合わせた開発が可能になるが故、ソースコードの記述が多くなりがち。
拡張性が技術者の専門知識レベルに依存。

5時限目:まとめ

まとめ
・ノーコード開発は、専門知識が不必要だが、パーツの組み合わせて開発すること以外は対応できない。
・ローコード開発は、拡張性があるためニーズにあった開発が可能だが、専門知識も必要になってくる。
・ノーコード開発、ローコード開発はどちらも短納期、開発コストの削減を可能にする。
・ノーコード開発、ローコード開発の特性を理解してサービスを選定する必要がある。

超忙しい人用のまとめ

メリット・デメリットのまとめ
・ノーコード開発のメリットとして、短納期開発、時間と開発コストなどの削減、専門知識が不要
・ノーコード開発のデメリットとして、拡張性が低い、大規模開発には不向き、機能がプラットフォーム依存
・ローコード開発のメリットとして、短納期開発、時間と開発コストなどの低減、拡張性が高い
・ローコード開発のデメリットとして、多少の専門知識が必要、設計スキルが必要、専門知識レベルに成果物が依存する可能性

PB 鈴木

ちなみに僕がよく使っているのはSPIRALというローコード開発プラットフォームなんだよ〜※過去記事参照

PB 鈴木

それぞれ特徴が異なるため、目的や規模感によって選定するといいですね!
ちなみにこれらはSaaS(パッケージ)のサービスではなく、PaaS(プラットフォーム)のサービスなので、そこも押さえておく必要があります!

え?SaaSとPaaSの違いがよく分からないって!?

次回、SaaSとPaaSの違いについて教えるってよ!

#地球上の田中たかしくんまで届け

部署名や役職、各種情報などは、記事公開当時のものを反映しております。

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