福岡支店開設１０周年を迎えるにあたり、福岡支店をお支え頂いております全てのお客さま、取引会社の皆さま、役職員の皆さんに深く感謝を申し上げます。
10年前の福岡支店の開設には、東日本大震災が大きく関係しています。
将来にも発生するであろう震災への備えとして、事業拠点の分散を図ろうとしたことがその動機の１つでした。
災害には不幸な被害が伴いますが、一方で飛躍の契機にもなります。
今回のコロナ禍についても、大きな飛躍の契機を見出さなければなりません。
「不要不急の外出を控えましょう」が連呼され、不要不急のITサービスの利用が控えられた一方で、非接触コミュニケーションのニーズが急激に高まり、社会全体としてIT活用の重要性がより強く認識されるようになりました。
これはとても大きな変化で、少なくとも私は２１年前に創業してから最も大きな変化のうねりを感じています。
当グループは、コロナ禍の最中の昨年に「未来に最適を」という新たな経営理念を掲げました。
私達は、時代の要請が大きく変化するうねりの中で、社会がより良い未来へと向かうために、本当に必要とされるITサービスを提供して参ります。
福岡は私の第二の故郷です。
この１０年を牽引してきた福岡支店の同志が、この地に更なる貢献を目指していることに誇りを持ちながら、この地に関係する全ての皆さまの益々のご発展をお祈り申し上げます。
令和３年１０月吉日
パイプドHD 代表取締役社長
佐谷 宣昭
佐谷 宣昭