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ところでSaaSとPaaSって何?

前談:よく聞く~aaS(~ as a Service)とは

前回の記事:https://fukuoka-10anv.pi-pe.co.jp/1163/
PB 鈴木

前回の記事で、SaaSとPaaSについて取り上げると言ってしまったので、
解説していきますね٩( ᐛ )و

\~aaS というのが他にもあると思いますが、何があるんですか?/

PB 鈴木

アルファベットのA~Zの中で、唯一ないのはJaaSです。
その他はあるので、結構ありますね。(種類が多い…。)
ちなみに総称をXaaS(ザース)と呼びます。

らんちゃん

ワンッ
(ちなみにZaaSはZangyo as a Serviceの略なのだ。)
(意味はサービス残業。日本発の言葉だぞ!)

目次

1時限目:SaaSとは

SaaS」とは、「Software as a Service」の略語であり、「サース(またはサーズ)」と呼ばれることが多いです。
SaaSは、アプリケーションをPCや端末等にインストールすることなく、
インターネット経由でアプリケーションの利用ができるクラウドサービスのことです。
SaaSのサービスは、すでに出来上がっているWebアプリケーションを利用するので、
何か開発をしなくてはいけないということはありません。
また、サーバーのメンテナンスや機能のアップデートはサービスの提供側が行うため、
サービスの利用者は、いつでも最新のバージョンを利用できます。

例として、GmailMicrosoft 365などが挙げられます。

2時限目:PaaSとは

PaaS」とは、「Platform as a Service」の略語であり、「パース」と呼ばれることが多いです。
PaaSは、Webアプリケーションを実行するためのプラットフォームをインターネット経由で提供している、
開発者向けのクラウドサービスです。
PaaSのサービスは、用意されているパーツを組み合わせて一つのWebアプリケーションを構築することができます。
そのため、技術的な知識がなくてもWebアプリケーションを構築できます。

例として、AWSSPIRALなどが挙げられます。

3時限目:SaaSのメリット・デメリット

メリット
・手軽に利用ができるサービス
サービスに申込み、アカウントさえ発行してもらえれば即時利用が可能。

・導入コストが低い
SaaSのサービスの料金体系は基本的にサブスクリプション型であり、初期の導入費用が抑えられる。

・場所を選ばずにアクセス可能
インターネットが接続できる場所であればアクセス可能。

デメリット
・カスタマイズの幅が小さい
基本的にパッケージのサービスのため、カスタマイズすることができないことが多い。

・利用を制限されることがある
障害やメンテナンス、バージョンアップの際に、一時的に利用の制限がされてしまう。

・セキュリティ対策が必要
カフェなどでFreeWi-Fiなどに繋いで利用する際に、情報を盗み取られる可能性がある。

4時限目:PaaSのメリット・デメリット

メリット
・開発、構築のコスト削減
ソフトウェア構築に必要な環境の開発が不要のため、コスト削減が見込める。

・保守、運用の人的コストがかからない
クラウドサービスを提供している事業者側が保守、運用をするため、人的コストがかからない。

・技術的な知識がなくても構築が可能
プラットフォームにソフトウェア構築に必要なパーツが揃っているため、
基本的には技術的知識がなくても構築が可能。

デメリット
・要件定義をできる人が必須
ソフトウェアを構築する際に適切な設定が行えないと、情報漏洩リスクがある。

・セキュリティは業者依存
セキュリティの高さはサービスを提供している業者によって異なる。
(弊社のSPIRALはセキュリティの高さが特長のひとつです!)

5時限目:まとめ

まとめ
SaaSは、GmailやMicrosoft 365のようなパッケージになっているWebサービスのこと。
SaaSは、比較的導入コストが低いが、障害やメンテナンスで一時的に利用が制限されることがある。
PaaSは、Webアプリケーション(ソフトウェア)を構築するための開発環境のこと。
PaaSは、短納期、開発コストの削減を可能にするが、要件定義ができないと情報漏洩に繋がることもある。
SaaSPaaSは、提供しているサービス自体が違うため、自社のニーズにあったサービスを選定する必要がある。

ところでSPIRAL®︎ってどっち?

SPIRAL®︎はクラウド型のローコード開発プラットフォームなので、分類としてはPaaS(パース)のサービスです。
ですが、SPIRAL®︎にテンプレートアプリがあったり、一度構築したサービスを複製できたりするので、
拡販したり、同じようなサービスが必要な時に低コストで作業をすることが可能になります!
また、SPIRAL®︎はセキュリティに関する各種認証をとっていますので、セキュリティに関しても自信があります。

PaaSのデメリットで「要件定義をできる人が必須」と書いてありますが、要件定義や基本設計を当社にお任せいただき、
構築はご自身で行っていただくお得なプランもございますので、ぜひご相談ください!

超忙しい人用のまとめ

メリット・デメリットのまとめ
・SaaSのメリットとして、サービス利用の手軽さ、導入コストの削減、作業場所の自由度の高さがある。
・SaaSのデメリットとして、カスタマイズの幅が小さい、障害やメンテナンスなどによる利用制限の可能性
外出先で利用する際のセキュリティ対策がある。
・PaaSのメリットとして、開発/構築コストの削減、保守/運用の人的コスト削減、技術的な知識なしでの構築。
・PaaSのデメリットとして、要件定義のスキルが必要、セキュリティは業者に依存する点がある。

あとがき

#もう寒さが冬
PB 鈴木

いやぁ、皆さんどうでした?
伝わりましたかね。

PB 鈴木

こんな感じでどんどん続編とか出していく予定ですが、
次回は違うことを書こうかなぁと。。。
それでは、寒いので皆さん風邪ひかないように!(現在10月)

部署名や役職、各種情報などは、記事公開当時のものを反映しております。

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